高崎文化芸術センターの設計者選定
隊長
隊長です。
日本の近代建築に大きな影響を与えた
世界的な建築家アントニン・レーモンド氏が設計を手がけ
多くの高崎市民からの寄付金を受けて完成した
「群馬音楽センター」も50年以上が経過。
今も高崎市の文化のシンボルとして輝き続けている「建物」ではあるが
施設の老朽化、舞台の狭さや天井高の低さなど構造上の問題
ロビーの狭さ、付帯設備の不備などの使い勝手の悪さにより
プロの本格的なエンターテイメントとしての
コンサートや舞台芸術の公演にはあまり利用されていない。
そこで高崎市は、
高崎駅東口周辺に都市集客施設「高崎パブリックセンター」を建設して
「高崎文化芸術センター(音楽ホールゾーン)」の機能を持たせる計画を発表。
最近、設計者プロポーザルの結果が発表され
(株)佐藤総合計画が最優秀者となった。
その提案内容は
高崎市のホームページによると次の通り。
「群馬音楽センター」が完成したのは1961年。
完成当時、観客席は1960席で
それにステージをあわせて1961。
これは、
この音楽ホールは、
演奏を聴く市民と
演奏を行う市民オーケストラのちからでつくり上げた
”市民のための音楽ホール”であるとの
設計者からのメッセージであろう。
新し高崎文化芸術センターも
完成後50年経っても高崎市民から愛される音楽ホールであってほしい。
2013/12/16