事業収支
隊長
隊長です。
5月22日(火)、東京都墨田区に東京スカイツリーが開業。
展望台や商業施設などに10万人以上が詰め掛け
マスコミで大きく取り上げられていました。
建設業界の関係者としては、
世界一の高さの電波塔は、
日本の建設技術の先端技術の”高さ”の証だと感じています。
ところで、
東京スカイツリーを事業と捉えると
「収支はどうなのかな?」と思っていたら
今日の日本経済新聞に出ていました。
総事業費1,430億円
初年度の
営業収益は、201億円。
その内訳は、賃料収入(95億円)+電波塔施設利用料(30億円前後)+入場料収入(70億円前後)
営業費用は、193億円。
その内訳は、人件費や広告宣伝費(140億円)+減価償却費(53億円)
営業利益は、8億円。
フル稼働する2013年度に460万人、
2014年度も430万人の入場者を見込み、営業キャッシュフローは90億円台。
ブームが落ち着く5年目以降も、営業キャッシュフローは80億円強の予定。
この基調が続くと20年程度で回収できるとの事でした。
群馬県内では、
東武鉄道で直接つながっている東毛方面が人気にあやかろうと積極的で
タワーの高さ634mから「63.4km」離れた館林市はPRを展開しているとか。
それはともかく
まずは「天望デッキ(地上350m)」と「天望回廊(地上450m)」から
東京を見てみたいです。
2012/5/23
https://www.inouedoro.co.jp