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アントニン・レーモンドとブルーノ・タウト

隊長

隊長です。

今日は、高崎市シティギャラリー・コアホールで開催されている
群馬音楽センター開館50周年記念連続シンポジウムに行ってきました。

主催は、群馬音楽センターを愛する会。

二日目の今日は、
「群馬音楽センターとDOCOMOMO20選について」と題し
コーディネーターは、
兼松紘一郎さん(建築家・DOCOMOMOJapan幹事長)
パネリストには、
鈴木博之さん(青山学院大学教授・DOCOMOMOJapan代表)
岩崎 淑さん(ピアニスト・カザルスホールを守る会代表)
隈 研吾さん(建築家・東京大学教授)
中原まりさん(司書・米国議会図書館)
を迎えたシンポジウムでした。

開演前には、
音楽センター建設工事中の様子が
写真ではなく
映像で映し出されていました。
誰が撮影し?誰が保存していたのか?

シンポジウムの中で隊長が、一番興味を持ったのは、
今朝、上海から帰国し、
羽田から高崎に直行してくれた建築家の隈研吾先生の話。

アントニン・レーモンドが設計した群馬音楽センターが
高崎にあった関係で井上房一郎氏と知り合い、

昔、その井上氏の招きで建築家のブルーノ・タウトが
家具、竹、和紙、漆器などの日本の素材を生かしたモダンな作品を発表し、
その作品を東京・銀座の「ミラテス」で販売していた事を知らされ、

隈先生のお父さんが大切にしていて
今は、先生の机の上に置いてある雑貨(物入れ)を良く調べたら
タウトがデザインしたものであったと言う話。

「世界的に有名なレイモンドとタウトの二人の建築家が
        この高崎で、井上房一郎さんで、つながった。」と
今、世界で活躍されている建築家の隈先生が話している事が
音楽センターの話より面白かったシンポでした。

2011/7/26
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