ぐんまワンデーレスポンスプロジェクト

隊長

隊長です。

今日は、安中土木事務所で研修会でした。

講師は、群馬県県土整備部 監理課建設政策室技術調査係の方と
(社)全国建設産業団体連合会の方。
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講義内容は、
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「受発注者の連携・協力により現場を止めない取り組み」と言うことで、
受発注者のコミュニケーションの向上を図り
連携・協力により現場を止めない事が重要。
そのため、ワンデーレスポンスを実施していくとの事。

ワンデーレスポンスは、
受注者からの質問や協議に対して
発注者が24時間以内に回答、または回答予定日を示す取り組みで
国交省が直轄土木工事で適用しています。
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現場での手待ちを無くし、工程進捗をスムーズに出来るとされています。

さらに、
群馬県は、コミュニケーションツールとして
グレス工程(群馬特有の良さを活かす工程管理)を採用するとの事。

これは、
工程管理にネットワーク図を作成するとバーチャート工程表に自動変換してくれ、
進捗率と安全余裕消費率からなる進捗グラフも作成してくれる工程管理の手法。
つまり、工程管理ソフトを使用するということ。

しかし、ここからが今までとちょっと違う。
このソフトは、購入しなくて良いとの事。
IDやパスワードなど手に入れるとインターネット上で使用でき
関係者の人は誰でも見ることが出来る。

現場監督だけではなく、発注者の監督員や事務所長。
会社の工事部長さんや社長さんも見ることが出来ると言うこと。

試行は、平成22年10月1日から。
各建設業協会支部ごとに5件で、前橋・高崎は10件とのこと。
試行工事対象者には、講習会(1日)も実施するとの事。
このグレス工程を利用し、工程管理を適切に行った場合は、
工事評点の創意工夫として1点加点。

なかなか面白そうですね。

早速、
井上道路のメンバーにも教えてあげよう。

2010/9/7
https://www.inouedoro.co.jp